エギングを始めたばかりの方、どうやったらアオリイカが釣れるのか?
悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。私自身も始めはなかなか釣れず、心が折れそうになりました。しかし、何度も釣りを重ねるうちに、段々と釣れるパターンを見つけられるようになりました。
それと同時に「なぜ釣れなかったのか」と不調な時期を自分なりに分析してみました。釣れない行動パターンとを避けて釣果を高めるアプローチ方法をご紹介いたします。
※この記事は、エギングを始めたばかりの初心者向けの記事です。
浅場・藻場・岩礁帯を攻める
まず、基本中の基本になりますが、全国各地でアオリイカの釣れる場所は概ね決まっています。
アオリイカ自体はほぼ全国の海に分布していますが、比較的「浅場・藻場・岩礁帯(地磯など)」についている事が多く、この3つの条件に合致する場所であれば、良い釣果を得られるでしょう。
特に「春イカ」に関していえば、春はアオリイカの産卵期にあたるため、行動パターンを心得ておく必要があります。まず、冬時期のアオリイカは越冬するために水温の安定する深場で過ごします。
それが春になると、具体的にいうと水温が「15度前後」になると浅場へ移動し始めます。ここが一つの重要なポイントです。水温です。青物などの回遊も同じですが、去年釣れたからと同じ場所が、今年は釣れないということは良くあります。
つまり、その年によって水温がどう推移しているのか、これは近年スマホアプリなどでも簡単に情報を得ることができるので、まず水温を意識してみると良いでしょう。
次に産卵する場所ですが、これは以下の2点を抑えてください
- 水深2〜10mほど
- 海藻、藻が生えているところ
以上のことから、浅場の藻場を見つけてせめていくことが、釣果アップの鍵になりますので、釣れないとお悩みの方は、是非試してみてください。
次に、アオリイカの天敵は「大型魚類」です。
サメやマグロ、ブリなどがアオリイカを捕食しますので、サメやマグロは回ってこなくても、大型青物が回遊してくる場所もポイントの選択肢としては避けた方がいいでしょう。
サビキで小アジが釣れるような穏やかな漁港などであれば、小魚を捕食するアオリイカが釣れる可能性は高く、実際にはヤエンでの釣りなどは釣果が期待できます。
都市部の海釣り公園や堤防などからは、浅場・藻場・岩礁帯の条件に合致しないため、実際にエギングをしてみても全く釣れません。
(むしろ、ここでエギングやるの!?みたいな少し変な目でみられる事が多いです・・・笑)
とにかくアオリイカを釣りたい人は、まず「浅場・藻場・岩礁帯(地磯など)」のある地域での釣りをおすすめします!
釣れない時間にやっている
みなさんは「アオリイカ」「イカ」の習性をどれくらいご存知でしょうか?
私たちが食卓で食べている「イカ」の殆どは漁船で水揚げされていて、イカ釣り漁船などの釣法は基本的に「夜」行われます。
イカのほとんどの種類は「夜行性」であるため、最も活性が高いのは夜となります。
ですので、日中帯でも釣れない事はないですが、釣れる確率を大幅に上げるのは夜釣りになります。
特に「常夜灯」のある漁港や波止であれば、さらに釣れる確率が上がります。実際、初心者の私が初めてエギングでアオリイカを釣ったのも「夜」ですし、一晩で十数杯吊り上げた時も常夜灯のある漁港でした。
イカの習性を知ることも釣果アップへの近道です。
釣れないタックルでやっている
道具選びに関して言えば、私自身は大きなこだわりはないのですが、自分自身が「これだ」と思う妥協しない選択が重要だと考えています。笑
- ロッドに関しては「エギング専用ロッド」「コンパクトロッド」を選択しましょう。
- ファミリー用のサビキロッドなど転用するのは、まず釣りになりません。
- なぜなら、ロッドを強くしならせシャクることで「エギ」にアクションをつけ、イカを誘うからです。
- エギングに適したロッドの長さは2m前後となりますので、その点は抑えておきましょう。
また「エギ」に機敏なアクションをつける上では、ライン(糸)選びもこだわった方がいい道具です。
- 道糸(リールに巻いておく糸)は「PEライン」を選択しましょう。
- 号数(糸の太さ)は0.6号〜1.0号程度にし、道糸の先にリーダーを結びつけます。
- リーダーとは、PEラインの先に連結する「強度の強い糸」のことで、岩礁帯で糸が擦れても簡単には切れないような仕組みにするためのもので、とても重要です。
- リーダーの素材は「フロロカーボン」を選び1.5号〜2号程度のものを選択しましょう。
釣れない状況を作ってしまっている
釣れない状況とは?ですが、アオリイカや魚たちも水の振動などを感じて生きています。
釣りでテンションが上がって大声で会話したり、むやみにエギを水面に強く着水させてしまっては、イカの警戒心を高めることになります。
私の経験上、ひとり黙々とエギングをしている釣り人が圧倒的に釣果が高く、釣りグループ(騒がしいグループに限るが笑)はあまり釣果がいい場面をみた事がありません。
これは、偶然だと思いますが、やはり相手も動物であり、少なからず人間の存在に気づいていると心得た方がいいような気がします。
あまり根拠はないですが、こういった気持ちの部分も、少なからず釣果に影響するような気がします。。
まとめ
- 場 所 浅場・藻場・岩礁帯のあるポイントを探す!
- 時間帯 夜!
- 道 具 エギング専用ロッドで!ライン選びは種類と号数にこだわる!
- 気持ち アオリイカと闘う気持ちで、相手に悟られないこと!
人生初のアオリイカをエギングで釣りたい!どうやったら釣れるのか悩んでいる!という方は、騙されたと思って上記を徹底して実践してみてください。貴重な一杯と感動があなたを待っています!!
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