イカを知るものはエギングを制する。
エギングは難しい?アオリイカは釣れない?エギングを始めたばかりの方や、これから始めようとする方はそんな声を聞いたことがあるのではないでしょうか。
道具選びもポイント選びも整った、そして是非とも次に知って欲しいのは「アオリイカ」そして「イカ」とはどういう生態なのか、ということです。
釣果アップに向けてまずは敵を知る!?イカの生態を知って、釣果アップへアプローチしてみましょう!
アオリイカの特徴
分類:ツツイカ目ヤリイカ科アオリイカ属 |
棲んでいる所:岩礁帯や海藻の生えている場所。水深は浅いところから深いところまで生息する。 |
特徴:産卵期は春先(4月)〜夏場(9月)と言われています。産卵する場所は浅い場所の海藻がある所など。通常、深場にいることが多いが、産卵期にかけては浅い場所に上がってくる。 |
寿命:約1年 |
生涯(重要※これが釣果に影響します!)
|
ここまでは、一般的にエギング好きの方にもよく知られた情報かもしれません。それではもう一歩踏み込んで、「イカ」とはどういう生態なのかについて、少し考察していきたいと思います。
イカの特徴
棲んでいる所:浅い所から深場まで、あらゆる海に分布する。 |
生態:ほとんどの種類は夜に行動している。 |
主食:小魚、甲殻類が主食。イカは自身の体よりもかなり大きい獲物を狙う。(重要ワード!!)
アオリイカに関する補足:幼体について言えば、自身より大きなイワシをも狙うことがある。(重要ワード) |
天敵:天敵は大型魚類(サメ、マグロ、ブリなど) |
いくつか重要なキーワードが出てきたのではないでしょうか?
まず、イカは基本的に夜行性です。夜に釣りをすることが釣果アップの可能性を高めます。
次に、なぜ自分の体と変わらないサイズのエギにアオリイカが飛びついてくるのか、という疑問。
それはまさにイカの生態からきているのです。自身の体より大きい獲物を狙う、つまりエギのサイズはやや大きめでも良いということになります。
そして、「幼体は自身より大きなイワシをも狙う」私も初耳でしたが、秋口に豆サイズのアオリイカがエギに飛びついてくること、ヤエンで活きアジにも食らいついてくる事は、科学的には偶然ではないということです。
もうひとつ重要なこと、天敵は大型魚類ということです。つまり、ショアジギングなどでハマチやブリ、サゴシなどが回ってくる場所では、アオリイカの釣果の可能性は低くなるということです。
まとめ
- 狙う時間帯は夜
- 春〜秋は浅場を狙う。藻場があれば好条件。
- 大型魚類が回らなそうな漁港内などが狙い目。ただし、アオリイカの餌となりそうな小魚・甲殻類が付いていそうな場所にする。
この条件に合致するポイントを徹底的に調べて、エギング初心者の私が一晩で十数杯のアオリイカを釣り上げた場所を大公開します!是非、参考にされてください。
<リンク>
<キャンプ>
この記事へのコメントはありません。