お刺身や縁側(えんがわ)、ムニエルにすると絶品。釣具屋さんの魚拓でもおなじみの憧れの高級魚、「ヒラメ」。
「ヒラメなんて、船に乗るかルアー(サーフ)でゴリゴリやらないと釣れないんじゃ…」
そう思っていませんか? 実は、秋から冬にかけての防波堤には、小魚を求めてヒラメやマゴチといった「フラットフィッシュ(底物)」が接岸してきます。
狙い方は、サビキ釣りで釣った活きたアジを泳がせる「泳がせ釣り(ノマセ釣り)」が最強です!
「親針と孫針…?仕掛けが複雑で難しそう」と敬遠されがちですが、「全部入りの市販セット」を使えば初心者でも一瞬で準備完了! 今回は、図解不要の超簡単な仕掛けの準備から、ヒラメ特有のアワセのコツ、そして「かんつり!」が厳選する関西のおすすめヒラメポイントをご紹介します!
1. ヒラメの「泳がせ仕掛け」は自作しないでOK!
ネットで「ヒラメ 泳がせ 仕掛け 自作」と検索すると、親針(鼻掛け)と孫針(背掛け・トリプルフック)の間隔をどう調整するか…といった、初心者には気の遠くなるような解説が出てきます。
正直に言います。絡まりやすい泳がせ仕掛けこそ、絶対に自作せず市販セットを買ってください!
釣具屋さんに行くと、重り(シンカー)から、ハリス、そして2本の針(親針・孫針)までが、絡まりにくいように計算されてセットされた「ヒラメ・マゴチ専用 泳がせ完成仕掛け」が500円〜800円程度で売られています。
【おすすめの市販セット】

これを買って、リールの道糸の先端に結び、オモリをつけるだけ。釣り場に着いて10秒で、座布団ヒラメを狙う準備が整います!
2. 必要な道具(タックル)とエサ
ヒラメが掛かると強烈に底へ引き込みます。サビキ用の竿では少しパワー不足なので、丈夫な竿を用意しましょう。
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竿(ロッド): 磯竿の3号〜5号(長さ4m〜5m)、またはショアジギングロッドやシーバスロッド(Mクラス以上)。
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リール: 3000番〜4000番のスピニングリール
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糸(ライン): ナイロンラインの4号〜5号程度、またはPEライン1.5号〜2号
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オモリ: 6号〜15号程度(潮の流れや竿の硬さに合わせます)
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エサ: 活きた小アジ(10cm〜15cmがベスト)、またはイワシ。サビキ釣りで現地調達するのが基本です。
💡 パパへの補足:子供のサビキの横で! お子様がサビキ釣りでアジを釣り、そのアジをエサにしてパパが横でヒラメを狙う…という連携は、ファミリーフィッシングの最高の楽しみ方です!ウキ釣りと違って仕掛けを底に沈めるため、子供の仕掛けと絡まりにくいのもメリットです。
3. 【超重要】活きアジの針の刺し方(孫針仕掛け)
市販セットには、針が2つついている「孫針(まごばり)仕様」が多いです。
エサ付けのポイントは、「アジをいかに元気なまま泳がせるか」、そして「底に潜むヒラメの口に、2本の針のどちらかを掛けるか」です。
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アジを優しく掴む: 人間の体温でアジが弱らないよう、水に濡らしたタオルや専用のネットで優しく掴みます。
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親針を刺す(鼻掛け): アジの鼻の穴(硬い部分)に、横からスッと針を通します。
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孫針を刺す(背掛け・腹掛け): 孫針(トレブルフックが多い)を、アジの背ビレの後ろあたり、またはお尻の穴の近くに軽く刺します。※深く刺しすぎるとアジがすぐ死んでしまうので注意!
4. 究極の我慢比べ!ヒラメのアワセ方
準備ができたら、仕掛けを優しく(アジが空中分解しないように!)投げ入れます。オモリが底に着いたら、糸のたるみを巻き取り、竿を竿立てに置いてアタリを待ちます。アジが暴れて竿先がピコピコ動くのが合図です。
① アタリ(竿先が引き込まれる!)
ヒラメはエサを一気に丸呑みせず、下から噛み付いて弱らせてから食べます。そのため、アタリは竿先が「ゴゴンッ!ゴゴンッ!」と激しく叩かれるように出ます。
② 忍耐の待ち時間(ヒラメ40)
ここで慌てて竿を煽ってはいけません!ヒラメは食い込ませるのに時間がかかる魚です。 竿先が大きく、そして継続的に「グーーーッ」と海面へ引き込まれるまで、心臓をバクバクさせながらジッと我慢します。
③ アワセ(本命の重量感!)
竿が完全に絞り込まれ、重みが乗った確信が持てたらチャンス! 糸のたるみをゆっくり巻き取り、竿のパワーを使って大きく鋭く竿を上にシャクリます(アワセ)。
「ドンッ!!」という、まるで底に根掛かりしたような重量感が乗れば大成功!ヒラメは底へ底へと強烈に突っ込みます。糸を緩めないように一定のペースで巻き上げ、最後は必ずタモ網ですくい上げましょう。
5. 【かんつり!厳選】関西のヒラメ泳がせ釣りおすすめポイント
ヒラメは砂地と岩場が混ざった場所や、潮通しの良い防波堤の基礎付近に潜んでいます。「かんつり!」が厳選する実績ポイントをご紹介します!
淡路島一域(兵庫県) 関西でヒラメを狙うなら淡路島は外せません!岩屋港、洲本港、由良港など、サビキでアジが爆釣する漁港には、必ずと言っていいほどヒラメが着いています。特に秋の数釣りシーズンは、堤防からの泳がせ釣りで多くの実績があります。
田ノ浦漁港・雑賀崎漁港(和歌山市) 和歌山エリアの人気釣り場。潮通しが抜群の外向きの大波止は、アオリイカや青物だけでなく、底付近で良型のヒラメやマゴチが狙えます。サビキでエサのアジを現地調達しやすいのも強みです。
👉 [リンク:田ノ浦漁港の詳細記事]
👉 [リンク:雑賀崎漁港の詳細記事]
とっとパーク小島(大阪府岬町) 大阪最南端の海釣り公園。潮の流れが非常に速く、足元から水深があるため、一年を通じてヒラメやアコウ(キジハタ)などの高級底物の実績が非常に高いポイントです。
👉 [リンク:とっとパーク小島の詳細記事]












